こんにちは!はまです。
今回は、パチスロで稼ぐ上で重要な、
期待値の正しい記録の取り方を解説していきます。
先日友人に、「設定狙いしたときの期待値の付け方が分からない」
「パチンコの期待値の付け方が分からない」と質問がありました。
自分では期待値を稼げていると思っていても、
実は全然稼げていないということもあり得ます。
意外に理解していない人も多いと思うので、
この機会に覚えてしまいましょう。
それでは見ていきましょう。
期待値とは?
まず最初に、期待値の意味をサラッと説明します。
パチンコやスロットでの期待値とは、
目の前の台を打ったら、
今から平均〇〇〇〇円になるという意味です。
必ずしもプラスになる訳でもなく、
マイナスになることもあります。
そして、
あくまで平均なので、
プラスの台を打っても負けることはありますし、
マイナスの台を打って勝つこともあります。
ですが、
100台、200台と期待値プラスの台を打ち続けていくと、
右肩上がりの収支に落ち着いていきます。
勝ったり負けたりを繰り返していきますが、
100万円単位でプラスの期待値を稼げば、
マイナス収支になっている可能性は限りなく低くなります。
荒いと言われている聖闘士星矢~海王覚醒~の、
リセット200台弱打ったデータがこちらになります。
※私が実践してデータを取ったものです。
期待値の稼ぎ方
プラス期待値の台を打てば、勝てることは分かって頂けたと思います。
しかも、
パチスロで期待値を稼ごうと思えば、たったの3つの方法しかありません。
その3つとは、
設定狙い(ボーダー)
天井狙い(游タイム)
ゾーン狙い
パチスロで稼いでいる人は、この3つの方法を組み合わせていたり、
どれか1つの方法で期待値を稼いで勝っています。
もしもあなたが負けているのでしたら、
マイナス期待値の台を打ち続けているのが原因です。
もちろん、1日単位の短いスパンではなくて、
半年、1年単位で考えたときの負けた原因です。
1年間で50万円負けているのであれば、
1年間でマイナス50万円のマイナス期待値を稼いでしまったということです。
あなたがこれからパチスロで勝ちたいのなら、
プラスの期待値を稼ぎ続けるのが一番の近道です。
期待値の計算方法
正確な期待値を算出するには、
非常に複雑な計算をする必要があります。
ですので、
ここではシンプルな計算方法で期待値を算出する方法を紹介します。
設定狙い
天井狙い(ゾーン狙い)
パチンコ(游タイム狙い)
パチンコ(ボーダー狙い)
それぞれ解説していきます。
設定狙い
設定狙い時の期待値算出方法は、
(メダル投入枚数×機械割)-メダル投入枚数=期待値
このように計算することができます。
機械割(出玉率)と言うのは、
設定ごとに決められている数値のことです。
ここでは、バジリスク絆2の機械割から実際に計算してみます。
機械割を調べるには、
インターネットで「バジリスク絆2 機械割」
このように検索すると出てくる数値を使います。
設定1=97.4%
設定6=112.9%
このように出てくると思います。
後は上記の式に機械割を入れていくだけです。
設定1を8,000回転させたとすると、
(3枚×8,000G×97.4%)-3枚×8,000G=-624枚
設定6を9,000回転させたとすると、
(3枚×9,000G×112.9%)-3枚×9,000G=3,483枚
%の計算がよく分からない方は、こんなやり方もあります。
3枚×9,000G×0.129=3,483枚
112.9%→0.129 106%なら→0.06
このように計算することができます。
リプレイの次Gも3枚投入された扱いになります。
もちろん、AT中やART中も機械割に含まれます。
このように計算して見ると、
設定1を1日打ってしまうと平均で12,000円以上負けることが分かります。
逆に、設定6を1日打てれば平均で7万円勝てることが分かります。
注意点として、
Aタイプのジャグラー系やハナハナ系などは、
ボーナス中は2枚掛けになってしまうので、
少しだけ全体の期待値が下がってしまいます。
実際に計算してみましょう。
検索で出てくるマイジャグラー設定6の機械割109.4%を使います。
通常時8,400GでBB35回RB35回引いたとします。
BB=24G RB=8G
24G×35回+8G×35回=1,120G
(3枚×8,400G×109.4%)-3枚×8,400G=2,369枚
(2枚×1,120G×109.4%)-2枚×8,400G=210枚
2,369枚+210枚=2,579枚
同じ機械割のATやART機
8,400G+1,120G=9,520G
(3枚×9,520G×109.4%)-3枚×9,520G=2,684枚
このように計算して見ると、
Aタイプ系とATやARTと比較すると、
設定6の場合は1日で100枚ほど期待値が低くなります。
計算が分かり難かったかもしれませんが、
Aタイプのボーナスが2枚掛けになる機種は、
微妙に出玉が少くなると思えば大丈夫です。
これに加えて、
換金率によって期待値は下がります。
例えば、期待値が3,000枚だとします。
交換率が50枚交換なら、
3,000枚÷50×1,000円=60,000円
交換率が52枚交換なら、
3,000枚÷52枚×1,000円=57,700円
交換率が55枚交換なら、
3,000枚÷55枚×1,000円=54,500円
換金率が悪くなるほど、期待値も安くなっていきます。
天井狙い(ゾーン狙い)
天井狙い時の期待値算出方法は、
相当ごちゃごちゃしているので諦めましょう。
その代わり、検索すれば簡単に調べることができます。
天井期待値を調べるには、
インターネットで「バジリスク絆2 期待値」
このように検索すると出てきます。
検索した期待値を見ると、
0G~ -1,000円
200G~ 600円
400G~ 2,800円
600G~ 4,800円
大体こんな風に出てくると思います。
この場合は、
400G~打ち始めてBT当選後に即ヤメ。
又は800G到達時の同色BC当選後に即ヤメ。
この様に、
キッチリとヤメどきを守った時の期待値になります。
パチンコ(游タイム)
パチンコの游タイムは、
スロットで言うところの天井期待値と同じようなものです。
こちらも、相当ごちゃごちゃしている計算をする必要があるので、
スロットの天井期待値と同じように、
検索して調べてしまいましょう。
游タイム期待値を調べるには、
インターネットで「ウルトラマンタロウ2 期待値」
このように検索すると出てきます。
検索した期待値表を見てみると、
スロットとは違い、少し複雑に見えるかもしれません。
游タイムまで残り300回転で、
游タイムのウルトラマンタロウ2を打つとします。
1万円使って180回転で当たったとします。
1,000円あたり18回転したことになりますね?
この場合は表を見ると、
残り300回転で18回転の交差している場所を見ます。
11,000円期待値があったと分かります。
この様に、検索して出てきた表を見て、
実際に打って1,000円あたり何回転するかで当てはめていきます。
スロットの天井狙いは誰が打っても期待値は変わりませんが、
パチンコは打つ人により回転数が変わってくるので、
誰が打っても期待値が同じとは限りません。
パチンコ(ボーダー狙い)
パチンコのボーダー狙いは、
1,000円で〇〇回転以上の台を打てば勝てると言うものです。
スロットの設定狙いみたいなものです。
スロットとは違い、
1,000円あたりの回転数などで期待値が変わってしまいます。
計算方法が少し分かり難いので、
私が使っているシンプルな計算方法を紹介します。
※シンプルにしているので、それなりのズレは出てきます。
まずは機種ごとのボーダーラインの情報を調べます。
初代北斗無双のように、
1,000円あたり18回転前後の台。
海物語のように、
1,000円あたり20回転前後で、
1時間で通常時300回転弱まわる台(リーチが短い)
このような台は、
ボーダー+1回転で時給500円計算です。
初代北斗無双で22回転まわったなら、
(22-18)×500=時給2,000円
海物語のボーダー20回転の台で18回転まわったら、
(18-20)×500=時給-1,000円
このようになります。
上記機種以外のボーダー20回転以上の台や、
1時間で通常時200回転ほどしかまわせない台は、
ボーダー+1回転で時給400円計算です。
それと、確変中に上皿の玉がどんどん減っていく台は、
上記の計算よりも時給-100円としています。
パチマガスロマガの有料会員になると、
機種を選択して回転率を入力するだけで、
もう少し正確な数値が出てきます。
一応計算方法も書いておきます。
計算には下記の情報が必要です。
1.大当たり1回での獲得出玉数
2.通常時の理論上の総回転数
3.1,000円あたりの回転数
4.トータル確率(スペック毎に決まっている)
計算方法は、
獲得出玉÷トータル確率=P
250÷1,000円あたりの回転数=T
P-T=N
N=1回転あたりの期待値です。
1日打つと2,000回転ほど回せる機種が多いので、
N×2,000=1日の期待値が分かります。
通常時を500回転まわした場合は、
N×500=〇〇円
このようになります。
ストローク調整で通常時の回転数が変わったり、
捻り打ちで大当たり出玉を増やすことができるので、
同じ台でも打つ人の技量で期待値が変わります。
期待値の記録の取り方
期待値の算出方法は分かったと思います。
実際に打った台の期待値の記録を残しておけば、
後から見返したときに、
どれくらい勝てる予定だったかを見返すことができます。
期待値を記録する上で一番難しいのは、
スロットの設定狙いをしたときになります。
設定狙いの場合、
打った台単体で見ると、設定6確定画面が出なければ、
実際の設定は分かりませんよね?
設定1かもしれないし、設定2かもしれません。
設定456確定画面が出ても、
設定4なのか、設定5なのか、設定6なのか分かりません。
複数の設定判別要素、
周りの設定状況だったり、
イベントの信頼度など、
推測するしか方法はありません。
3,000枚出ても設定1だったかもしれないし、
-3,000枚でも設定6確定画面が出ていれば設定6です。
全台系イベントで両隣が設定456確定、
自分は-2,000枚だとしても、456濃厚だったりもします。
ですので、
記録を残す場合は最悪のケースでの期待値を記録しましょう。
一部の高設定示唆や、
設定差があるところを少し引いただけでは低設定の可能性大です。
少しだけ設定差について考えてみましょう。
ここでは人気機種のまどマギ2の設定差についてです。
ART直撃したから設定4以上ありそう?
こんな風に思うこともあると思います。
ですが、確率で見ると設定1でも1/14,400です。
3日に1回引ける程度の確率です。
中段チェリーの1/32768が引けるなら、
設定1で2回くらいサクサクっと直撃しますよね?
ボーナス後のセリフで、
君にならその資格…
設定1で1/19,000くらいなので、
2日に1回引けてしまいます。
このように考えると、
1回や2回設定差があるところを引いたとしても、
冷静に考えると設定1の可能性が高いことが分かると思います。
ツールを使ったら設定6の可能性が1番高くても、
そのお店が設定6を使わないとデータが取れていたら、
その台は設定6ではない可能性が高いのです。
お店が高設定を使う理由を説明できた上で、
設定差があるところを複数引けて、
やっと高設定の可能性が見えてきます。
正しい期待値の記録方法
設定狙いをしたときの、
正しい期待値の記録方法の例を見ていきましょう。
天井狙いの期待値は、
検索で出てくるので間違わないと思いますので。
1日目、
まどマギ2を8,000G回しました。
ART直撃1回して、1回ボーナス後に君になら…出現。
他に設定差のあるところがイマイチ引けなかったので、
ボーナス後に前兆を確認してやめることに。
設定1の期待値を記録することにします。
8,000G×3枚×98.5%=-360枚
2日目、
まどマギ2を7,000G回しました。
特定ボーナスは設定4くらいの数値だが、
ART直撃も1回確認できた。
CZ突入は低設定並み、
ボーナス後にどんな未来…1回出現。
他の要素もイマイチ。
ボーナス後に前兆を確認してやめることに。
イベントでもないし設定1の期待値にした。
7,000G×3枚×98.5%=-315枚
3日目、
まどマギ2を8,000G回しました。
弱チェリーからほむらCZに突入。
CZ突入率が悪いがARTに良く繋がってARTが伸びます。
中段チェリーも引いて5,000枚の出玉に恵まれました。
5,000枚も出たが、設定差が弱いので設定1の期待値にした。
8,000G×3枚×98.5%=-360枚
4日目、
まどマギ2を8,000G回しました。
この日はイベント日で高設定を使ってくれることを知っています。
ART直撃2回して、CZ突入率も設定6くらい。
ボーナス後に君になら…も1回確認できました。
弱チェリー出現率は設定4くらいで、
弱チェリーからほむらCZは取れませんでした。
高設定を使ってくれる日だったが、
設定6を使わないときもあるので設定4の期待値にした。
8,000G×3枚×104.4%=1,056枚
1日目 -360枚
2日目 -315枚
3日目 -360枚
4日目 1056枚
1ヶ月のトータル期待値は21枚です。
トータル収支はプラス1万円でした。
設定6も打てなかったし、大体期待値通りの結果でした。
ほとんど勝てなかったのは、
期待値が稼げていなかったからだと分かります。
間違った期待値の記録方法
1日目、
まどマギ2を6,000G回しました。
設定差のあるところはイマイチ引けず、
2,000枚の負けでヤメました。
面倒くさいので期待値は付けませんでした。
2日目、
まどマギ2を8,000G回しました。
ART直撃を1回引き、ボーナス後に君になら…1回。
良く分からないけど2,000枚出たので設定4くらいありそう。
設定4の期待値を記録しました。
8000G×3枚×104.4%=1,056枚
3日目、
まどマギ2を8,000G回しました。
設定が使われるか分からないイベントに参加しました。
設定差があるところはイマイチ引けず、
最後に600Gハマったところで出玉が飲まれてヤメました。
8,000G×3枚×98.5%=-360枚
4日目、
まどマギ2を8,000G回しました。
高設定を使ってるのを見たことないお店です。
ART直撃2回に弱チェリーからほむらCZ1回。
ボーナス後に君になら…1回も確認しました。
普段と全く挙動が違うので、
設定6と判断しました。
8,000G×3枚×111.0%=2,640枚
1日目 記録なし
2日目 1,056枚
3日目 -360枚
4日目 2,640枚
1ヶ月のトータル期待値は3,336枚です。
トータル収支は-1万円でした。
期待値は6万円以上稼いだのに負けてしまいました。
こうやって読んでみると、
最後以外は全部低設定だと判断できそうですが、
実際に打っていると冷静な判断ができなくなってしまいます。
3日間で設定1を22,000G=-990枚
4日目はお店的には設定6の可能性は低く、
設定4を使って誤魔化している可能性が高そうですね。
8,000G×3枚×104.4%=1,056枚
こちらが正解になります。
すると、トータル期待値は66枚で、
収支が-1万円なので、大体期待値通りの結果だったと分かります。
3日目の600Gヤメについてもマイナス期待値なので、
このあと説明していきます。
ヤメどきの重要性
知らない方も多いと思うので、
ヤメどきの重要性を説明します。
ここでは、イメージのし易いリゼロで見ていきましょう。
天井狙いをしたときは、
有利区間が終了したときにキッチリやめると思います。
何故かと言うと、
0G~200Gは無抽選区間だからです。
天井期待値を見ればすぐに分かると思います。
0G~ -900円
200G~ 2,800円
上記の差を見ると3,700円にもなります。
0G~200Gだけを回すと、期待値-3,700円になると言うことです。
0G~200Gしか回さないと考えると、
いくらでも負け続けることがイメージできると思います。
設定狙いをしているとき、0Gヤメではなく、
最後の白鯨戦で50枚残ったから使い切って50Gヤメ。
このような場合は、
設定狙いで稼いだマイナス期待値に上乗せして、
-1,000円が上乗せさせることになります。
天井機能が搭載されている機種については、
全て同じことが言えます。
他にも、
設定6を打っているとき、
250G低性能ラッシュ
250G低性能ラッシュ
250GAT直撃
引き継いで250G以内の解除確定なのに、
閉店時間で回しきれず。
こう言った場合も期待値の高い部分を残すことになるので、
かなりの期待値マイナスになることが分かります。
設定6だからと言って、
閉店時間が近いにも関わらず打ち続け、
600Gハマりで閉店時間を迎えた場合も、
相当な期待値マイナスだと分かりますね?
このようなマイナスになる部分も、
キッチリと期待値の記録を取るようにしましょう。
まとめ
プラスの期待値を稼ぎ続けることで、
トータル収支がプラスになっていくことが分かったと思います。
設定狙いをしたときの期待値の記録は、
冷静になって、控えめに記録することをお勧めします。
間違えて低設定を高設定の期待値で記録すると、
負けて当然の稼働をしていても、
なんで勝てないんだ?と勘違いしてしまうこともあります。
仮に毎月5万円稼ぎたいのであれば、
最低でも期待値5万円稼ぐ必要があります。
期待値-5万円なのに5万円勝ててしまうのなら、
お店が赤字になってパチンコ屋は存在していません。
ヤメどきも超重要なので、
キッチリヤメどきも守りましょう。
こちらの記事で、収支と期待値を見返しているので参考にしてください。
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「他の方とは違った視点」「特殊な狙い目」「期待値稼働上級者」にお勧めの内容となっています。
一部無料の物もあるので、参考にして下さい。
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